施設紹介

当院での手術について

白内障手術や眼瞼下垂手術などの日帰り手術を行っています。

当院の白内障手術の特徴

  • 超音波乳化吸引装置を採用し、手術自体は10分~20分程度で、感染症をおこしにくい経結膜小切開で施術
  • 挿入するレンズにはほぼ完全な紫外線カットレンズを使用
  • 話し合いの上で、患者様のライフスタイルに合ったレンズ度数の設定
  • 乱視を減らすために全例角膜トポグラフィー検査を行い、倒乱視症例にはLSLRI(乱視矯正のための簡単な手術)を行ったり、トーリック(乱視用)眼内レンズを採用
  • 術後の度数誤差を減らすため、光学的眼軸長測定装置を導入
  • 痛みに敏感な患者様には、痛みを感じにくい麻酔等の工夫
  • 笑気ガス麻酔と酸素を一緒に吸入し、緊張感や痛みを軽減

主な医療機器類

手術室

IPL高圧蒸気滅菌器2タイプホルムアルデヒドガス滅菌器CO₂レーザー高周波ラジオ波メス鼻内視鏡涙道内視鏡白内障手術装置センチュリオン手術用顕微鏡
涙の成分のほとんどは水分でできていますが、水分が蒸発しないように涙の表面は薄い油の層でおおわれています。その油は、まぶたの中にあるマイボーム腺というところから分泌されますが、ドライアイ症状を訴える方の80%以上において、MGD(マイボーム腺機能不全)による油分不足が関係していると言われています。MGDを改善するために、IPL(Intense Pulsed Light)という光を下眼瞼下部に照射します。

白内障手術装置センチュリオンは新しい器械で、従来の手術機器と違い手術中の眼圧の変動をいち早く検知し、手術に伴う合併症を減らすと考えられます。より理想的な術後結果を目指します。
また、クリーンパーテーションを2台使用することで、空気中の細菌ウイルスを除去し、薬品のにおいなどを減らすため、別に空間除菌消臭装置を使用することで、よりクリーンな環境を整えております。

手術室

検査室

Axial Managerマイボグラフィオートレフケラト/トノメーター光干渉断層計(OCT)角膜形状解析検査装置角膜内皮細胞顕微鏡Spot Vision Screener拡大読書器

小児の眼軸長進展を把握、記録する、Axial managerを導入しています。
近視は眼軸長(眼の奥ゆきの長さ)が長くなることで近視の度数が進みます。定期的に検査をすると近視の進行予防の治療開始の判断や効果の確認に有効です。

ドライアイやマイボーム腺機能不全を調べるマイボグラフィを導入しています。点眼で改善しない難治性のドライアイやマイボーム腺機能不全には、IPL治療をお勧めしています。

検査室
検査室
光干渉断層計(OCT)

暗室

ゴールドマン視野計オクトパス視野計光学的眼軸長測定装置超音波画像診断装置YAGレーザー緑内障レーザー(SLT)アルゴンレーザー眼底カメラ蛍光眼底撮影装置
光学的眼軸長測定装置は、白内障術前検査に必須である、眼軸長値新測定方式を用いて測定率を向上させた、新しい光眼軸長測定装置です。